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高専から大学院へ行けるの?専攻科を経た進路ルートを卒業生が解説

「高専って、就職するところじゃないの?」「大学院まで行けるの?」——お子さんの進路として高専を検討している保護者の方から、こういった疑問をよく耳にします。

実は、高専→専攻科→大学院という進路は確かに存在します。そして筆者自身が、まさにそのルートを歩んできた当事者です。この記事では、高専の実態・専攻科の役割・大学院への道のりを、実体験をもとにわかりやすくお伝えします。

目次

高専卒業後の進路、実は選択肢が多い

高専(高等専門学校)は5年制の学校です。卒業後の主な進路は大きく3つあります。

就職ルート

高専卒業(5年)→ そのまま就職。即戦力として企業からの評価が非常に高く、大手メーカー・インフラ企業への就職実績も豊富です。

大学編入ルート

高専卒業(5年)→ 大学3年次編入 → 大学院。ライバルは高専生のみで競争率が低く、普通に勉強していれば国立大・旧帝大クラスも狙えます。

専攻科ルート(おすすめ)

高専卒業(5年)→ 専攻科(+2年) → 大学院。地元にいながら学士号を取得でき、大学院への進学先もほぼ選び放題。コスパ最強ルートです。

専攻科とは何か?

専攻科とは、高専の本科(5年)を卒業した後にそのまま進学できる2年間の上位課程です。専攻科を修了すると、大学卒業と同等の「学士号」を取得できます。

筆者(高専→専攻科→大学院卒)

「普通に大学進学するには、学費もかかるし多くの場合は親元を離れます。でも専攻科なら地元の高専にそのまま通いながら学士号が取れる。家庭への負担が段違いに少ないです。」

また、専攻科の修了者は大学院入試において非常に有利です。筆者の感覚では旧帝大クラスでも、東大・京大レベルでも普通に進学できます。

高専という環境の4つの魅力

① 5〜7年間、同じ仲間と過ごす深いつながり

クラス替えなし。専攻科まで含めると7年間同じメンバーと過ごします。似たバックグラウンドを持つ仲間と長期間過ごすことで、生涯の友人ができやすい環境です。

② 受験勉強なしで専門を早期に学べる

筆者(元塾講師)

「塾講師として大学受験生を教えた経験から言うと、高3生が受験勉強に費やす1年間は正直もったいないと感じていました。高専生はその時間を専門分野の学習に充てられる。これは大きなアドバンテージです。」

③ 高校よりも大学に近い自由度

化学科でもロボコンに参加したり、CADを学んだり、部活・バイト・恋愛……高校よりずっと大学に近い自由な環境で、自主性を育てる場としても優れています。

④ 進学・就職どちらでも強い

即戦力として就職市場での評価は高く、進学ルートでも競争が少なく旧帝大クラスへの道が開けています。選択肢の広さが高専の大きな強みです。

まとめ:高専→専攻科→大学院という道のリアル

この記事のまとめ

  • 専攻科を経れば、地元で学士号・大学院進学の道が開ける
  • 大学編入ルートでも旧帝大クラスを狙える低競争環境
  • 受験勉強に費やす時間を専門学習に充てられる強み
  • 仲間・自由度・将来性の三拍子が揃った特殊な環境

お子さんが理系の分野に興味をお持ちなら、高専は非常に有力な選択肢のひとつです。ぜひ一度、オープンキャンパスへ足を運んでみてください。

よくある質問(FAQ)

高専から東大・京大の大学院に進学できますか?

可能です。専攻科修了後であれば十分狙えます。筆者の感覚ではクラスに1〜2名は旧帝大トップクラスへ進んでいました。7年間の専門教育を受けた高専生は大学院入試の時点で周囲より専門知識が深いことが多いです。

専攻科に進むと学費はどのくらいかかりますか?

国立高専の専攻科の学費は国立大学とほぼ同程度(年間約54万円)です。自宅から通える場合は仕送り不要で、一般的な大学進学より大幅に費用を抑えられます。

高専入学に必要な学力はどのくらいですか?

高専によって異なりますが、中学校の成績が上位3割程度あれば狙える高専が多くあります。筆者自身は部活動の実績を活かした推薦入試で進学しました。さまざまな入試形式があるので、まず志望校の募集要項を確認することをおすすめします。

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